挫折があるからベルトできる①

先日の、新年のご挨拶とともに
パブリックスピーチ未公開特集をやると宣言したので
全4話にわたってお話しようと思います。

なお部分的に、少々重い内容にもなる予定ですが
「え…なんかこの人ヤバくない?大丈夫…?」と
感じるままに感じてもらって大丈夫です!笑
それは、ベルティングに出会えた今
毎日がすごく充実してて、人生そのものが変わり
自信を持って「私は今幸せだ」と思えるからです。
それに現在、発声や歌の事で悩んでいる人たちに
「挫折を味わって苦しんできた人でも、変われるんだ!」
と、何かが変わるヒントやきっかけになればと思いまして。。。

それでは、本題に入っていきます~

今から約10年ほど前に、関西のとあるライブレストランの
専属バンドのヴォーカルとして歌い始めたのが
私のシンガーとしてのキャリアのスタートでした。
オールディーズと呼ばれる、1950~60年代のアメリカンポップスを中心に
毎日30分ほどのライブを1日6~7回行う。

私の地元にも同じようなお店があって
20歳の頃、同じ職場の方に連れて行ってもらったのが
そういう世界を知るきっかけに。
店内へ足を踏み入れると、そこはまさに異世界!
西部劇場のような内装、
ライブが始まる時間になって、ステージに登場したバンドの人たち…
男性はリーゼントに派手な色のスーツ
女性はポニーテールにサーキュラーワンピース
もう一人はカウガールスタイルといったいで立ち。
何十年も前のアメリカに、思わずタイムスリップしたと錯覚してしまう
あの衝撃は、今でも忘れられません。。

それと同時に、それまで何となく
「歌の仕事がしたい」と夢見ていた事が
「こういう、オールディーズのお店で歌いたい!」と
具体的に思い描くようになった出来事でもありました。

それから、その地元のお店をはじめ
全国の同じようなスタイル・ジャンルのお店の
オーディションを受け続けては、落ち続け…
基本的にオーディションでは、歌と面接の審査があるんだけど
審査が始まる前にもかかわらず、いきなり
「一体何しに来たの?」って言われたり
「とっとと諦めて、結婚でもしたら?」とか…
返ってくる言葉は、散々なものばかりでした。
まぁ…今となっては、良い思い出です♪

その世界に初めて出会ってから、実に3年の月日が経ってました。
やっとオーディションに受かり
希望に満ち溢れて入った、その関西のお店も
平日は1日1組お客さんが来ればいい方で。
そんな状況がずーっと続いていました。
(ちなみに100人は入るキャパだったと記憶しています)
経営者からすれば「何とかこの状況を変えなければ!」
と思うのはやっぱり当然ですよね?

下された決断は、バンドメンバー総入れ替え…
いわゆる「クビ」。
私がバンドに入って1年足らずでの事でした。

 

 

挫折があるからベルトできる②』に続く…