こんにちは!Ayaです!
最近改めて感じること…
「歌を歌うのに理論って必要ないな~」
というか、むしろ邪魔だなってつくづく思います。
1年半ほど前に
ミックスボイスに特化したボイトレを受けてたけど
その時、よくこんな事を言われてました。
「この練習をする事で、輪状甲状筋が鍛えられます」
「甲状破裂筋の動きが…」
正直、(ほとんど頭に入ってない)その知識は役立っていません。
何となく、筋肉が鍛えられる事は分かって、たくさん個人練習もしたけど
鍛えられてる実感どころか、私の中の地声がどんどん無くなっていく…
「歌ってる!」っていう感じが失われていく…
自分がどこに向かっていけばいいのか、分からなくなり
迷路(しかも真っ暗闇の中の)に迷い込んだ感覚に陥ってました。
だけど、ベルティングを習得し
今まで苦しかった高音を、地声の響きで出せるようになり
そのトレーニングの過程で
「〇〇筋を…」みたいな専門用語が出てきたことは
実は、ただの一度もなかったんですよ。
今回、このテーマのブログを書こうと思い
改めて「声帯周りの筋肉」について調べてみました。
やはり頭の中が「????????」状態に…笑
【知識なんて必要ない】思考=【知識を語られても体が受け付けない】
モードになってるんでしょうね。。。ま、いっか。
昔、発声や高音の事で悩んでた時に
ネットや動画サイトなどで
「小さなヒントでもいいから、何か掴める内容はないかな~」
と思い、調べる日々が続いてました。
確かに、ワンポイントレッスン動画とかの中で
色々と知識を語ってるトレーナーの方、たくさんいらっしゃいます。
「この人、どんな感じで歌うんだろ~♪」とワクワクしながら
歌唱動画を見てみたら、正直ガッカリ…
なんて事もしばしば。。。
注:理論・知識を持ってる全てのトレーナーさんが、という訳ではないです。
知識もあり、歌唱スキルも高い方を私は沢山知ってます!
ついつい忘れてしまいがちですが
ゴールは「歌えるようになる事」であり
「もの知りになる事」ではないんですよね。。。
ベルティングのトレーニングを始めるにあたって
当初「理論などの知識も最低限は持っておきたい」と
目標を立てたこともありました。
実際その頃と今とでは、知識の量はほぼ変わってません。
むしろ、しばらくはまだ知識とかは(勉強しなくて)いいかな~と。
トレーニングの過程で
理論がない分、頭でっかちにならなくて
逆にそれがいい方向に転がっていったなと感じる事が
けっこうありましたからね。
何も考えずに、何か特別なことをしようと思わずに
ナチュラルに、普段話すのと同じように。。。
これがベルティング習得のカギなんですよ。
今まで培ってきたその理論たち…
捨てましょうとは言いませんが
一旦、箱に入れて蓋をしてみてはいかがでしょうか?
Aya