ベルティング発声って、そのパワフルな響きとは裏腹に
実は意外と、地味だったりします。
どういう事かと言うと…
ベルティングって、本当に
『小さな小さな変化の積み重ね』が大事なんです。
私のレッスンを受けてくれた生徒さんの
ほぼ全員が初めてのレッスンで
ベルティングのコツを掴んで帰られます。
そして
「海外のアーティストのように歌いたい!」
「でもどうしたらいいか分からない」という悩みを持ち
苦労・挫折を経験してきた人たちばかりなので
本物志向というか、やはり目標が高いところにある人が多いです。
憧れの存在や、自分が掲げた理想へ向けてがんばる人ほど
「まだまだ自分はダメだ」と、否定してしまう傾向に。
(ちなみに私、↑の典型的なタイプでした。)
けど出来ないまま、煮詰まって「もう今日の練習止め止め!」ってなっても
次の日「あれ?出来るようになってる…!」ということも、意外とよくあります。
なので
その小さな成長を見逃さず、大袈裟なくらいに褒めてあげて下さいね。
「俺ってホント出来る奴!」「高音って簡単に出せるモノ♪」と、
刷り込むんです。
「自分はまだまだ」と思い続けていると、やっぱり人間
「もっと頑張らないと!」ってなるでしょ?これ、
ベルティングに必要な”脱力”の妨げになってしまいます。
今後の課題の数はせいぜい1つや2つにして
出来るようになった事・その日1回でも成功したこと、を
10個探してみましょう。些細なことでいいんですよ。
日記を書いてみるのも、良いかもしれませんね!
私は、この大事さにたどり着くまでに
ものすごく時間がかかってしまいました。
(結果的に、その気付きは自分の糧となっていますが、、)
『自分を認める事』
『自分を信じてあげる事』
これがベルティングを習得する一番の近道。
ロサンゼルス合宿で、私が実際に関わった現地の人たちは
みんな自分を認め、自信に溢れていました。
そしてこの部分に、日本でこれほどまでに
自身の歌唱に悩む人が多い理由があったんだと学びました。
歌は難しくて特別なもの、という先入観をなくし
会話の延長だと思ってみましょう。
あなたにしか出せないその声を
まずはあなたが一番好きになってあげて下さいね!
Be A Belter!
Aya
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