こんにちは!
大阪より”チーム裏声ミックス代表”兼ベルティングボイストレーナーのAyaです!
先日、ご新規のお客様がカウンセリング中に
「自分がどんな歌い方してるのか分からなくて…」
と悩みを打ち明けてくれました。
実はたくさんの方が同じような悩みを抱えています。
何年も何年も、どれだけ頑張ってもなかなか高音の悩みが解消されないという皆さん。
いま自分がどんな歌唱をしているか、きちんと把握できていますか?
地図を見ながら目的地を目指すにも、現在地が分からなければ
行き道を知ることなんてできないですよね?
それと同じで、自分がどの場所にいるのか(どんな発声状態か)が分からなければ
高音の悩みが消えるというゴールへの行き方もはっきり見えてきません。
まさに迷路にはまっているような状態。
歌唱タイプが違えば、当然練習の内容や方法も全く違ってきます。
まずは自分がどの歌唱タイプなのか、知るところから始めましょう!
歌唱の癖は基本的に、大きく2つのタイプに分かれます。
A.地声なしタイプ
私は別名”地声のつもり”タイプとも言っています。
読んで字のごとく、地声がない(弱い)んです。
「地声で出してください」と言っても裏声のままで、でも本人は地声のつもり…
例えばどんな声か、まずは聴いてみましょう。
こんな感じです↓(音量注意)
「ん?地声?裏声?どっちだろう?」と迷う人もいるかもしれませんが
この声のベースは地声ではありません。
息が混ざっていて、声が軽いのが分かりますか?
歌のお姉さんみたいな柔らかい声ですよね。
曲のアレンジなどによっては、すごくいい味を出せますが
例えば、ロックテイストでもっとパワフルに歌ってと要求された時に
この声だと何だか物足りなさを感じますよね。
このタイプの人、地声がないのは生まれつきなんでしょうか?
いえ、そうではありません。簡単に言えば
地声を忘れてしまっているだけなんです。
覚えていますか?
あなたも昔は何も考えずとも、簡単に地声が出せていたんですよ。
一番はじめは、生まれた瞬間です。
赤ちゃんって、小さな体であんなに力強く大きな声で泣けますよね?
あの産声、誰かに教わったのでしょうか?違いますよね。
このことからも分かるように人間には元々、力強くて大きな声(ベルティングボイス)
が出せる体が備わっているんです。
でもお母さんに「静かにしなさい!」と怒られたり
日本に多い集合住宅での生活の中で、お隣さんの迷惑にならないようにと
大きい声を出す習慣がなくなっていって。
あるいは「こう歌わないと…」「もっとこうしなきゃ…」といった
歌に関する数え切れないくらいの情報を取り込みすぎて
思考も体もガチガチになってしまい
本来持っている、ありのままで自然な声(ベルト)をだんだんと忘れていってしまってるだけなんですよね。
B.鼻かけタイプ
地声はしっかりあるんだけど、鼻にかけて歌うスタイル。
楽に高音を出すにはたった3つの事を実践するだけ!【テクニック編】でも書きましたが
私たちが日常的に使う”日本語”ってとっても鼻にかかりやすいんですよね。
その喉のポジションが、今の皆さんにとっての標準ポジションだから
歌うときも鼻にかかるし、本人は鼻にかかっているという自覚なし。。。
こんな感じです↓
鼻にかかった状態で地声のまま音が上がると
”こ〜ぼれ〜な〜いよ〜う〜に”の部分、ものすごく苦しそうですよね。(実際苦しいです…)
この高さだからなんとか頑張って出せているけど、
あともう1音、2音上がると「もうだめだ…」と言わんばかりに
弱々しい裏声にひっくり返さざるを得なくなるのも特徴です。
ボイストレーナーさんによっては「鼻で響かせて」と指導することもあるようですが
これは、その場しのぎの蜃気楼みたいなものなので
根本的な解決法とは言えません。
なのでこのタイプの人は、一瞬見えるオアシスに騙されずに
ベルティングで発声を整え、鼻かけ歌唱から脱却しましょう!
ベルティングで発声を整える
ベルティングができるようになると
どんなに音が高くなっても、地声の響きを保ったまま楽に歌えるようになります。
楽に歌えているという歌い手側の安心感は、同じように聴き手にも伝わります。
自分がどっちのタイプなのか?
はたまたどっちにも当てはまらないタイプなのか?
参考になったでしょうか。
自分の歌唱タイプを知って、初めて自分に合った練習に繋げられます。
「効果的な練習方法が知りたい!」
「この癖からどうやって、あの伸びのある力強い地声になるの?」
そんな方はぜひベルティングボイスで歌った景色が一体どんなものなのか
レッスンで実際に見に来てみてください!
あなたの本当の歌手人生はここからスタートですよ!
【オンラインレッスン】が大好評!
リベルティング発声法は、代表であるロサンゼルス在住のChico先生が
日本の高音に悩むアーティストに向けた、まさに
オンラインのために作られた発声法なので、安心してレッスンにお越しくださいね。
マスターする、自分の体に落とし込むレベルまで到達するにはやはり
一定期間トレーニングを続ける必要はあります。
継続したレッスンで、パワフルな地声を取り戻しましょう!
ベルティングは誰にでも習得可能です。
大切なのは、自分はベルティングができる!と心から自分を信じてあげることです。
皆さんの高音の悩みが解消されますように。。
それでは、今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
日本公式ライセンシー Aya
※日本公式ライセンシー…創始者のChico先生から、公式にREBELTING発声法のメソッドを使用してレッスンする許可を得たボイストレーナーを言います。Ayaは現在、関西エリアでただ一人の(西日本で2人)のREBELTING発声法公式ライセンシーとして高音に悩む多くの方のブレイクスルーに立ち会っています。
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