どうもこんにちは♪
ベルティングボイストレーナーのAyaです。
先日ある方から、とーっても魅力的なシンガーの動画を
教えてもらったんです!
久々に
「ヤバっ…なにこの人たち…?」ってなりました。
兎にも角にも、まずは聴いてみてください!
ヘイリー・ラインハートが歌う「Creep」
Redioheadの曲をジャズアレンジしているんですが
ヘイリーは曲中で地声から裏声まで、さらには地声は地声でも
息の量、喉の開け方などの絶妙なコントロールで
様々な声を自由に使いこなしています。
彼女、アメリカのオーディション番組「アメリカンアイドル」出身なんですね!
今回は、ヘイリーのこれらの声がどんな響きなのか、
体をどう使って出しているのかを解説。
ぜひ参考にしてみて下さいね!
まずはAメロ「When you were here before」〜
たーっぷり息を混ぜて。
独り言の感じで言ってみましょう。
34秒あたり…「But I’m a creep」からベルトしてます。
さらにはその後の「I’m a weirdo」のweirdoでは
ディストーション効かせた声になっているのが分かるかな?
(※ディストーション…ひずんだ音)
クリスティーナ・アギレラやワンオクロックのTakaさんなどがよく使っている声。
みなさん憧れますよね?あんな声出せたら格好いいなぁ…って。
さて、この声を使うには、
・今までの歌唱概念からの脱却
・喉にかけている余計な力を抜く
この2つが凄く重要なポイント。
理論的な事を言えば、
この声は”仮声帯(かせいたい)”と呼ばれる、声帯の上(手前)にある
対になった2つのひだを震わせることによって出ているんです。
何だか、ヘイリーは喉や体全体にめちゃくちゃ圧力をかけて
出しているように聴こえるでしょ?
でもその聴こえ方とは裏腹に、体感的には
だる〜〜んと、声を投げる感じかな。
あとはね、うなだれる感じ…をイメージしながらやってみて下さい。
そうすれば、カチッとはまるポイントが見つかると思います。
「あ!」ってなったらもうこっちのもの!
そして2分45秒あたりのロングトーン〜リフ
この時、ベルト→さらに歪みを強くベルト→地声感を手放したミックスボイス
と自由自在に移動しています。聴き取れるかな?
こうやって、違う響きの声へ自由に行ったり戻って来たり…は
喉に力みがあると、裏返ってしまったり、あるいは
そもそも声の移動が出来なかったりします。(力でどうにかしようとしてしまうからね)
”脱力”というものがどれほど大事か、という事です。
意外と彼女、歌っている時の喉は冷静というか
自分の体を信頼して、どこに声を置いたらいいか完全に知り尽くしているんですよね。
だから(裏返らないかな?とか)余計な心配などする必要もなく、自分の感情に集中できる。
こんなに様々な声を自由に操れるようになったら、さて皆さんはどうします?
先ほどもお伝えしたように、まずは
ベルティングで発声を整える事。そして
どの方向へも行ける、揺るぎない喉のポジションを開発する事。
まずは30分の体験レッスンで、自身の歌唱のクセを見直し
ベルティング習得の最初のステップを踏みましょう♪
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皆さんが欲しい声ってね、案外、足元にあったりするものですよ♪
それでは!!
Be A Belter!
Aya
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