皆さんこんにちは!大阪よりボイストレーナーのAyaです!
日本人シンガーの希望の光『ベルティング発声法』を専門にボイストレーニングを行っています。
私のお正月休みも終わり、昨日からお仕事スタート。。
姪っ子や甥っ子たちに癒され、母の美味しい手料理も毎日食べることができて、、
本当に良い帰省旅でした!!

先月誕生したばっかりの姪っ子。もう…天使すぎる♡
”喉を後ろに開ける?”とは
さて、私は普段のレッスンでベルティングに必要なテクニックの一つとして
『喉は後ろに開ける』とお話しています。
よく喉を開けるために”喉仏を下げて”と教えているボイストレーナーさんもいますが
これはいわゆる、喉を真下に開ける行為。
「あくび喉」とも言われ、真下に開けるのは逆に喉の力みを引き起こしてしまいます。
一言に開けるといっても、実はその方向が大事なのです。
どんなに頑張ってレッスンを続けても、なかなか高音の悩みが消えない…
もしかしたら、喉をどの方向へ開けるのか?の、
その認識が間違っていたからかもしれませんね。
ベルトしてパンチのある高音で歌いたいなら、まずは喉を後ろに開ける感覚を掴めるようになりましょう!
そしてベルティングは理論的にではなく、あなたがイメージによって起こる身体的な反応を利用し
発声を整えていきます。
理論的に伝えられると「あーしてこーして…次はこーやって…」とつい難しく考えるから時間もかかる。
だけどイメージ先行でいくと、そのイメージに対して体は自然に動いてくれるので
それを上手く使うと発声が整えられていくスピードも格段に上がります。
だからリベルティングは結果が出るのが早い!と言われているんですよね。
では皆さんがイメージしやすいように図に描いてみたので
その図と併せて解説していきたいと思います。
まず通常時、横から見るとこんな感じです。
※図のクオリティは一旦おいておきましょう!笑
喉を後ろに開けるってどういう事?と戸惑うかもしれませんが、下の図のように
首の後ろ側が膨らんで空間ができるイメージ。
音が上がれば上がるほど、この空間が広くなります。
そして首の後ろに作った空間に声を置いていってください。
下の図の網掛けの部分です。
この、喉を後ろに開ける力が弱いとスペースが出来なくなるので
声が行き場所を失ってしまいます。
その地声はどこへ行くかというと、鼻に行ってしまうんです。
いわゆる鼻にかかるという事ですね。
鼻にかかると喉が上がる。そして喉が締まる、という悪循環に陥ります。
イメージだけでOK?
この”喉を後ろに開ける”
これってただ感覚やイメージの話なのか?
それとも実際に体(喉)の動かし方なのか?
さて、どっちだと思いますか?
正解は…
両方です!!
なーんだぁ…と拍子抜けしちゃいました?
頭の中で描くイメージが鮮明であればあるほど
それに合わせるように体も顕著に反応してくれます。
そして
「喉が後ろになんて開くはずがない」と思いながらやるのと
「喉が後ろに開くってどういう感覚なんだろ?」と思いながらやるのとでは
後からついてくる結果がまるで違います。
ポイントは、どれだけ細かくクリアに、そしてリアルにイメージできるか?です。
イメージがはっきりしていればいるほど「あっ!こういうことか!」と感じられるはずです。
その時は大いに喜んでくださいね!
個性的な絵ですが、皆さんのお役に立ってくれたら嬉しいです。
実際のレッスンではもっと細かく、ミリ単位(もしかしたらそれ以下)のレベルで調整していっています。
ベルティングは開ける方向を間違えたり、やり方を間違えると
逆に喉の力みを引き起こしてしまったりと、危険な発声法でもあります。
正しいやり方でしっかりと発声を整えたい方は、ぜひレッスンで基礎から積み上げていきましょう!
Ayaに話を聞いて欲しい、ベルティングのいろはを学びたい!
そんな方は45分間のベルティング体験レッスンでお待ちしていますね。
レッスンのお申し込みはこちらより↓
今日も最後まで読んでくれてありがとうございます。それでは!
Aya
コメントを投稿するにはログインしてください。