簡単!シンプル!喉の力みを取るための第1ステップ。

皆さんこんにちは!ボイストレーナーのAyaです。
日本人シンガーの希望の光『ベルティング発声法』を専門にボイストレーニングを行っています。

ここ2週間くらいずっと、試練!試練!試練!の連続でした。。
このことについてはまた後日詳しく書こうと思います。

 

さて試練といえば、裏声ミックスで高音での力強さがないと悩む皆さん。
こんな負のループに陥ってしまうことないですか?

⓪高音の悩みを克服したくてボイトレに行くと、裏声を強くした発声をするように教えられる(裏声ミックス)

①裏声ミックスだと歌っていて物足りないから勇気を出して地声で歌うも、やっぱり付いてくる喉の力み。


②地声だと喉に負担がかかり危険だという事実に直面する。

③再び、ボイストレーナーに教えてもらった通り裏声ベースのミックスボイスに戻す。

④物足りない。歌ってる気がしない。パワフルに歌いたいのに弱すぎる。

①に戻る。

 

この無限ループ、本当にしんどいですよね。実はこれ、まさにベルティング習得前の私。

 

ベルティングとの出会い

私もかつて、あるボイストレーニングに通い、裏声からのトレーニングを受けて
気づけば、こんな風に出口のない空間をぐるぐる回っていたんですよね

予約でいっぱいになるほどの有名な先生だったので信じて付いて行ったんですが
レッスンを重ねれば重ねるほど歌うことが楽しくなくなっていき、いや、むしろ辛くなってきて。
どんどん理想の歌声とかけ離れて、高音に挫折感を感じるようになってきたんです。

そんな私がじゃあどうやってこの負の無限ループから抜け出せたかというと、、

 

地声の響きで高音をダイナミックに歌う『ベルティング』と出会えたこと。
やっぱりこれが私のブレイクスルーでした。

 

まずは地声をしっかりと鍛えること


今でこそ色んなボイトレスクールで、ベルティングを教えているところは増えてきていますが
特に私が学んできたベルティングは裏声をベースにするのではなく完全に地声からのアプローチ。

地声が出せることが大前提です。

 

新たな試練


でもね、地声を出せるようになってくると次の試練がやってくるんです。

そう、喉の力みです。これが本当に手強いんですよね。
まさに歌い手全員に立ちはだかる高い壁と言っても過言じゃありません!

今はまだ日本のボイトレ業界では地声は悪いこと、危険だと思われがちで
ベルティングを習得するにも、ミックスボイスの習得でも

裏声からアプローチするボイトレが多いんですが
同じ地声でも喉の力みを取り除いて高音まで引き上げることは可能なんです。

地声を喉の力みなく引き上げる。その高度なテクニックが本当のベルティングなんですよ。

 

喉の力みを取る発声のコツ


喉の力みを取るって、じゃあ実際どうやるの?と誰もが思うところだけど

実はとてもシンプル。その一つが


喉を”後ろ”に開けること

”後ろに”ですよ?
ここも従来のボイストレーニングと全く違うでしょ?

今までずっと”前に”だとか”鼻に声を集めて”、”おでこから声を出して”と
教えられてきませんでしたか?

実際私も、その人気のボイストレーナーの先生に同じことを言われてきました。
だから喉が”後ろ”に開くなんて発想は全くなくて、最初はとてもビックリしたけど
今となっては、これは本当に大事だなーと心底感じます。

 

できない人には教えられない


最近ではリベルティングの情報もシェアされるようになり
後ろに”というボイストレーナーさんも増えてきたけど

その”後ろ”の方向を少しでも間違えると、逆に力みを引き起こす原因になるので注意してください!

実際に私のレッスンで、この”後ろ”の方向調整をした生徒さん達は揃って
「めちゃくちゃ繊細ですね…!」といいます。

そうなんです。ほんの少しのズレで良くも悪くも響きが大きく変わります。

私の体感ではミリ単位、もしかしたらそれ以下の細かい調整かもしれません。

なので本当にしっかりと正しいトレーニングを受けたボイストレーナーに
本当のベルティングを教わることが、何より安全で、それでいて早く高音の悩みが取れる近道です。

 

そして自己流で行うと喉を壊すリスクもある高度な発声法だと覚えておいてくださいね。
(先ほども言ったように、ミリ単位の調整なので)

 

喉の力みに悩む皆さんへ

 

今日は裏声ミックスのジレンマと、その後についてくる地声での喉の力みについてお話ししました。

もしあなたが今、裏声ミックスに違和感を感じていたり
地声での高音で喉が力むのであれば、ぜひ相談しに来てくださいね!

 

まずは体験レッスンで、自分の歌唱状態を知るところから始めましょう!

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今日も最後まで読んでくれてありがとうございます。
それでは!

 

 

 

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