先日私も、ボイトレを受けてきたのですが
そのレッスン中にあるキーワードが出てきたので
今日はそのキーワードについてお話ししたいと思います。
以前からこのキーワードについては、色々とリサーチしてまして。
そのキーワードとは
【ミラーニューロン】
モノマネ細胞・共感する細胞とも呼ばれているんですが
たとえば、映画やドラマの中で辛い別れのシーンがあったとしますよね?
主人公が大切な人との別れで泣き崩れている…
演技だと分かっているのに、それを見ている自分も思わず涙してしまう。
いわゆる、もらい泣き。
他にも
スポーツなどで、上手な人をお手本にして練習すると効果が出たり。。
実はこれらは全て、ミラーニューロンの働きによるもの。
私たちの普段の生活のいたるところで、ミラーニューロンは働いています。
そして、歌唱に関しても同じことが言えるんです。
目(視覚)からだけでなく
耳(聴覚)からの情報でも、このモノマネ細胞は活性化します。
私たちが普段当たり前のように話している日本語…
赤ちゃんの頃は話せなかったのに、今では
スラスラと会話できてますよね?どうしてでしょう?
(↓ほぼテキトーに、何となくこんな感じかな…ぐらいで書いてますが。)
『た』…舌の先を上の前歯の裏に触れさせ、下あごを下げる。
『ま』…口角を外側に広げながら、上唇と下唇を接触させ、すぐに離す。
『ご』…軟口蓋を閉じ頬を外側から………
そんな風に教えてもらって『たまご』って言えるようになりましたか?
きっとみなさん、違いましたよね。
大人たちが『たまご』と言ってるのを聞いて、聞こえたとおり、聞こえたまま
再現しようとしてるんですよ。もちろん、お父さんお母さんの口の動きを見たりと
目からの情報もありますが、仮にお母さんの顔が見えない状況で
耳だけで『たまご』という言葉を毎日ひたすら聞いていても
言えるようになっているでしょう。
これ、歌唱上達の話に置き換えると。。
先日のレッスン中の私がまさにそうで、、、
先生に実際に歌って見せてもらうことで
視覚・聴覚だけでなく、五感すべてを(もしかすると第六感も)使って
それを真似ようとします。
言われて気付いたんですが、確かに私は、トレーナーの先生だけじゃなく
好きな歌手、憧れているシンガーの歌声や口の開け方・舌の位置
表情・声を出してる時の体勢・雰囲気などなど。。。
いつもあらゆる角度から観察して、自分の身体でそれを再現しようとしてるかな~
有難いことに、ミラーニューロンの働きが敏感なようです。
もっと自分の歌を磨きたい!!
日々そんな風に感じている方は、ボイトレの先生
憧れのシンガー達の歌を、今までよりももっと
あらゆる角度から観察、そしてモノマネしてみて下さい。
声の出し方・歌唱面だけじゃなく、目線や手ぶり、あるいは
その人の服装(衣装の雰囲気)なども。。。
新しい発見があるかもしれませんよ…!
ただし、一つ注意点。
たとえばビヨンセやクリスティーナアギレラ、ブルーノマーズなど…
誰もが憧れる世界のシンガー達は
表情を歪めて苦しそうに歌っていたり
はたまた声を張り上げたりしているように
どうしても聴こえてしまうのですが
<彼らは喉に力を入れたり、声を張り上げたりはしていません!>
そこを真似てしまうと、喉に負担がかかって、間違った方へと進んでしまうので
その点は、だまされないようにして下さいね。
あと、もう一つ注意点ありました。。。
憧れの歌手の色んな行動をモノマネして
『自分らしさ』を無くさないように、という事です。
吸収しつつも、憧れる人に依存しないというか
自分にしか出来ない事、作れないものを
大切にしてほしいなと思います。
「パワーある地声で格好よく歌いたい!」
張り上げ・喉締めの解消と、ダイナミックな地声。
二つを同時にクリアしたいという方は
そのヒミツ(ベルティング発声)、私Ayaがお教えします!
正確には、お見せします!かな。
ミラーニューロンの働きで
見て聴いて真似して、習得してもらいたいので。
【ベルティング習得レッスンのお申込み・詳細はこちらからどうぞ♪】
少しずつお問い合わせも頂いて、ベルティングに
興味を抱いて下さる方が増えてきてる事が
本当にうれしいです♪♪
ベルティングを習得してからが、本当の歌い手としてのスタートだなと
しみじみ感じる毎日なんですよね~。
では、また♪
Aya