先日、1週間ほどロサンゼルスに行っておりまして
自分の中で、色々と勉強&吸収する旅をしてきました。
伝えたいことが、本当にたーくさんあるんだけど、それは少しずつお話していきますね。
今日は私たち日本人が、どうしてこうも海外のアーティストの歌声に憧れるのか?
どうしてこんなに、彼らとの差を痛感してしまう人が多いのか?
その原因、鼻にあり!!
という訳で今回は、私たち日本人が歌うときに弊害になっている
鼻と喉についてお話ししたいと思います。
皆さん自覚がないと思うんですが、実は普段からものすごく鼻にかけて、話したり歌ったりしています。
あまりに体になじみ過ぎて、鼻にかかっていることさえも気付いていない、、、
私も初めてベルティングのレッスンを受けた際、その時の発声の状態を聴いてもらったんですが
先生に「わかった!鼻にかかってるんだ!」と指摘されました。
私は心の中で「ん?鼻?」「これ、鼻にかかってるの?」と、とにかく頭の中が?でいっぱい。
本当に自覚がなく、だからこそ余計にショックを受けたのを覚えています。
私たち日本人が普段話す【日本語】
残念ながら日本語自体が、とても鼻にかかりやすい言語で、日本人は声を出すポジションが
基本的に浅いというか…もっと喉は開けられるという事に気づきにくいんですよね。
私たちにとっては自然な状態だけど、それでいざ歌おうとすると(特に高音部分)
次にどんなことが起こってくるか、、、
喉が上がってきます。
喉が上がった状態で、さらに高音をがんばって出そうとすると、その次に起こることは、、、
喉が締まってきます。
その結果「苦しいー!」「出ないー!」となるのです。
だから高音に悩む人が多い。まさに「負のスパイラル」状態。
ではこの「負のスパイラル」から抜け出すには、どうしたらいいのか?答えは簡単!
喉を開いてあげるのです。新しい土地を開拓するように
喉は、今の状態よりもさらに開けることが出来るんだと体に教えてあげて下さい。
だけど開け方に少し秘密があります。
ただ”喉を開ける”となると多くの人が下にばかり開けようとするんですが、それでは逆に喉の力みを引き起こしてしまう。
実は喉は後ろに開ける必要があるんです。
今の喉の開け具合を100%だと思っていたら120%…もしくは150%開けるつもりで。
そして少しずつ、150%が本当の100%になるよう体に記憶させていきます。
このことに気付き、意識することで声が劇的に変わります!
そして、ものすごく歌唱が楽になります。
ただし体に記憶させていくには多少の時間が必要。
私たちは潜在意識の領域で、今のままでいようとする現状維持の作用が働くので
「あ、喉が後ろに開くってこの感じか!」となっても、そこで練習をストップしてしまうとすぐに前の状態に戻ってしまいます。
すっごくもったいない!!
スタートしたての時期は特に、続ける!1日1分でもいいからとにかく毎日続ける!!
を大切に、個人練習と向き合っていきましょう。
喉を後ろに開ける感覚を掴んで、しつこく付きまとう喉の力みを打破したい方はぜひ単発レッスンへいらして下さい。
それでは、また。
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